花粉症に負けない為に、いま出来ること

毎年やってくる花粉症の季節にウンザリしている人は多いのではないでしょうか?ひどい場合は合併症を引き起こし、重篤な症状で命に関わってくる場合もあります。ですので、花粉症の季節が来る前にはキチンとした対策を講じましょう。

花粉症治療のコンタック鼻炎Z

コンタック鼻炎Zは、グラクソ・スミスクライン社によって販売されている市販薬です。
有効成分はセチリジン塩酸塩です。
対象とする症状は花粉やハウスダストによるアレルギー症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。
対象は成人 (15歳以上) のみで、小児の使用はできません。
これまで、グラクソ・スミスクライン社による鼻炎薬はコンタック鼻炎Zのほかにも多数販売 (新コンタックプラスシリーズなど) されてきましたが、こちらは第1類医薬品の商品です。
第1類医薬品とは、購入前に薬剤師からの説明を必要とする市販薬を指します。

医療用ではジルテックという医薬品があり、同様の効果をもたらします。
これが、日本で初めて市販薬として認められ、販売されたものがコンタック鼻炎Zという商品になります。
医療現場で長年使用されている医薬品に対して、比較的安全性が高いと判断された場合、このように市販されることがあります。
このような医薬品を、スイッチOTCと呼びます。
ドラッグストアで入手することができるため、簡単に試すことができます。
また、薬剤師からの説明の際に、自分に合っているのかどうかを相談することもできます。

コンタック鼻炎Z の飲み方

コンタック鼻炎Z は1日1回、就寝前に服用します。
起きた時の鼻づまりがひどい方に適しています。
主な副作用は眠気、めまい、口の渇きなどです。
頻度は低いですが、まれに重い副作用としてアナフィラキシーショックが報告されています。
1日1回の服用で済むため、忙しい方や薬を飲み忘れやすい方、他の薬が多い方などにとっても、よい商品です。
また、2017年の1月に確定申告からスタートしたセルフメディケーション税制の対象商品でもあるため、花粉症の緩和のために利用している場合には購入したレシートを取っておくことで、購入費用を医療費として算定し、控除を受けることができます。

コンタック鼻炎Zの成分はジルテックと同じ

ジルテックは、医療用医薬品として第一三共ヘルスケアが販売する医薬品です。
医療用医薬品とは、病院で処方、使用される医薬品を指します。
有効成分は、セチリジン塩酸塩10mgのものと5mgのものがあります。
これらは最大20mgまで増減されることがありますが、成人には通常 10 mg で用いられます。
小児においては5mgを用います。
小児に対する用量が設定されている点は、ジルテックの特徴です。
ドライシロップ剤もありますので、錠剤が服用できない子どもにも使用できます。
ジルテックが対象とする症状は、花粉やハウスダストによるアレルギー症状のほかに、蕁麻疹や皮膚炎、皮膚のかゆみなどがあります。
1日1回、就寝前に服用します。
効果は持続型で、日中も効き目が続きます。
医療用医薬品のため、入手するためには、医師の診察と診断によって処方される必要があります。
以上のことから、コンタック鼻炎Zは、ジルテックと同様の成分を持つことになります。
花粉症のピーク時期には患者が医療機関へ大量に押しかけ、診察に時間がかかることも多いです。
急な旅行などでひとまず薬を手に入れておきたい場合や、病院の薬よりも市販薬を利用することが多い場合 (先述のセルフメディケーション税制のため) など、コンタック鼻炎Zを利用するのが適している場合もあります。
どちらの医薬品も有効成分は一緒ですので、自身に合った方法で入手するのが良いでしょう。

補足情報

コンタック鼻炎Zやジルテックの有効成分であるセチリジン塩酸塩の細かい情報は外部サイトでも詳細に掲載されています。
セチリジンの作用機序を詳しく見る

コンタック鼻炎Z を使用する前に注意すること

便利なコンタック鼻炎Zですが、かゆみなどの皮膚トラブルに利用したいと考えている場合には、医療機関の受診が必要となります。
確かに、ジルテックと同成分の医薬品なのですが、自己判断で医薬品の効果を拡大解釈して利用することは健康を害する可能性があるため、危険です。
その際には、症状を正しく伝え、医師の指示に従ってください。

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